NANO-MUGEN FES.2014 7/12,13 YOKOHAMA ARENA OPEN10:00,START 11:30

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東京スカパラダイスオーケストラ

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 NICO Touches the Wallsに続き「MAIN STAGE」に登場したのは、こちらも『NANO-MUGEN』初出演の東京スカパラダイスオーケストラ! “Mission Impossible”イントロの5拍子パートでオーディエンスの熱気とがっちりギアを合わせると、「『NANO-MUGEN』!」という加藤隆志(G)の絶叫&爆音ギターともにアクセル全開! スカのリズムでアリーナ丸ごとアゲ倒していく。さらに、満場のクラップとともに“ルパン三世'78”、谷中敦(Sax)/大森はじめ(Perc)がメインヴォーカルをとっての“DOWN BEAT STOMP”で熱いクラップとOiコールを巻き起こしていく。沖祐市(Key)のアコーディオンから強烈なスカの嵐が吹き荒れた“ペドラーズ2014”では川上つよし(B)が前面へ……といった具合に、曲ごとにフォーメーションを変えながら、9人全員フォワード状態でぐいぐい攻め込んでくるエネルギーはまさに圧巻!「初めての『NANO-MUGEN』、楽しみにしてました! 心の中には、音楽にしか表せない部分があると思ってる。今日は、音楽のシャワーを思う存分浴びてほしい! 闘うように楽しんでくれ!」という谷中敦(Sax)の言葉が、誇らしい号砲のように胸に響く。

 “Pride Of Lions”から全員ヴォーカル状態の“SKA ME CRAZY”へ流れ込んで一面のハイジャンプ! さらに“One Step Beyond”でフロアの温度を上げた後、「スカパラは昔から、コラボレーションするのがすごく好きで。昔はヴォーカリストを呼んでやってましたけど、それに飽き足らず、最近ではバンドを呼んでコラボレーションしています!」という谷中の言葉とともにアジカンの4人がお揃いのスーツ姿で登場! 「ゴッチと一緒に、谷中が歌詞を書きました。メールでやりとりしてたんですけど、レスポンスが迅速で、インスピレーションがどんどん沸いてきて、俺がWake Upしちゃった!(笑)」というMCから13人編成でコラボ曲“Wake Up”をライヴ初披露、さらにアジカン曲“遥か彼方”へ! 高純度の祝祭感が、パワフルな音像とともに広大なアリーナを満たした、至上のひとときだった。

■7月13日

  • 01.Mission Impossible Theme
  • 02.ルパン三世'78
  • 03.DOWN BEAT STOMP
  • 04.ペドラーズ2014
  • 05.Pride of Lions
  • 06.SKA ME CRAZY
  • 07.One Step Beyond
  • 08.Wake Up! feat. ASIAN KUNG-FU GENERATION
  • 09.遥か彼方 feat. ASIAN KUNG-FU GENERATION
文/高橋智樹 | 写真/TEPPEI